2008年8月7日木曜日

WEB技術者のオープンスペース【2】

あー、やばい!更新が滞ってしまいました!ごめんなさい。『2日に一回』更新を目指します!

今日は、先日のオープンスペース(ひとことで自由討論。詳しくはこのリンク参照)
わたしが特に印象に残った話題をピックアップします。

◆3年後、WEB系の開発者はどうやってお金を稼ぐのか? (参加者:全員)

結果的に話はまとまりませんでした。でもその場にいた12人それぞれの生のご意見が聴けて、
非常に刺激的でした!
 ・経営側の視点から、上津さんや津留さん、桜井さん、津田さん
 ・開発側の視点から、小山さん、万野さん、市江さん、平田さん
 ・両方の視点から、縣さん  ・デザイナーの視点から、金内さん
どのお話も本当に実感のこもったお話で、非常に参考になりました!

話題の途中で、こんな話が出ました。
『みなさん仕事で楽しいのはどっち?(1)プログラミングしているとき (2)成果物がヒットしたとき』

アンケートで挙手したら、結果、答えが50%:50%に分かれました。
わたしは断然(2)だと思っていました。わたしは本格的にPGの仕事をした経験がないので、
「へーっ、プログラマーってそうなんだー。」という新鮮な驚きがありました。
私もぜひ「プログラミングって楽しい!」と、実感できるように早くなりたいです。(^-^)

あと皆さん(特に経営の方は)、「やりたい仕事」と「食べていくための仕事」の両立では
苦労されていることが、よく分かりました。 (私も経験あります^-^;)

◆すごいTODO管理 (参加者:平田さん、万野さん、市江さん、桜井さん、田中さん、わたし)

実際にこれまで自分が試してきたTODO管理法をみんなでしゃべったあと
話題がだんだんと、「いいTODO管理に大切な条件は?」という方向に進んでいきました。

皆さんがこれまでに実際に試されたTODO管理を列挙します。【参考にしてください^-^】
 ・checkpad
 ・Google calendar
 ・lino it
 ・Remenber the milk
 ・メール(Thundarbirdを使って管理)
 ・紙の付箋
 ・携帯電話のスケジュール管理アプリ

特に、平田さんは現在 『紙の付箋』でTODO管理されているそうで、紙の付箋のココがイイっ!
というポイントを教えて頂きました。
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 ● 紙の付箋は、モニタの外枠に貼るので、PCアプリと違って作業領域をじゃましない
 ● 紙の付箋は、PC入力と違って手書きするので、タスクを作るとき無意識に書く必要のないような
   タスクは作らなくなり、効率的
 ● 紙の付箋なので、自由に順番を変えたりできる
 ● なんといっても紙の付箋は、作業完了したときに、「付箋を捨てる快感」がイイっ!(笑)
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もうひとつ、iphoneを使ったときの 『スパムメールを削除するときの快感』 のお話をされていました。
わたしもそのとき初めて見たのですが、
iphoneでメールを捨てると、画面下の小さなゴミ箱に「シュッっ」と吸い込まれていくんですね!
(動画とかあれば、お見せしたいんですが・・・ごめんなさい。ないです。)

これが・・・たいそう「気持ちイイっ」そうです。(笑)

紙の付箋も、iphoneのメール削除もそうなんですが、
『削除する快感』って、TODOアプリケーション作るときに
意外と見落としがちな重要ポイントではないかな?と感じました。

以前、ワタミ㈱ 渡邉美樹社長の 『夢に日付を!~夢実現の手帳術』 という本を読みました。
その中で「手帳に書いたタスクを、赤えんぴつで『やっつけたぞ!』という気持ちを込めて消すんだ。
これが継続する秘訣だ。」 とありました。

また、SMIという自己啓発の手法があって、その方法論の中で
「毎週、手帳になりたい自分になるための目標を書いて、クリアしたら線を引いて消す。
自分が達成してきた履歴をあとで眺めるんだ。それが自信になる。」 という話を聞きました。

こう考えると、作業完了したり目標達成したりしたときにする、この
『削除する』 という作業はとても重要な作業なのだと思います。

「削除する瞬間」や、「削除されたタスク」にも意味があるなんて、なんとも『人間らしい』と思いました。

ここで話の角度を大きく変えますが、
テレビゲームをやっているとき、特に『触っていると楽しいという感覚』があります。
どんなことかと例に挙げると・・・
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 ・ボタンを押したときの「ぽよ~ん」っていう音とか
 ・自分の思い通りに画面内をキャラクターが動く感覚
 ・コントローラ自体の操作感覚 (PCでは、キーボードやマウス等のインターフェイス)
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PCと同じコンピュータなのに、なんとも人間らしい配慮がされて開発されているというか、
素晴らしいと思っています。

もう一回ここで、『3年後、WEBの世界がどうなっているのか?』

すごく興味があるんですが、
この触ってて楽しい。誰もが使える。(ユニバーサルデザインにちょっと近いですね)
という側面の発展で、もっとWEBの世界が変化していくのではないかなぁ・・・と思います。
(コンピューターやWEBは人間が使う道具です)

理想は、
『子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、本当に誰もが、WEBを使う時代』
自由に、WEBから情報を引き出したり、WEBサービスを利用したり、そんな時代が来てほしいなと。

そのとき中心にある端末は、
『携帯電話』というコンピューターなのではないかな・・・と想像を膨らませています。


え~、長くなりましたので、今日はこの辺で。
読んで頂いて、ありがとうございました。m(_ _)m

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